■ 一言で言うと
出力電圧の「基準位置」を決めるための電圧
です。
🔰 初心者向け説明
差動回路は本来、
になります。
でもこれだと、
-
差がマイナスになると負電圧になる
-
単電源(0~5V)では扱えない
という問題があります。
そこで BIAS を使います。
こうすると、
✔ マイナス電圧を持ち上げられる
✔ ADC入力範囲に合わせられる
✔ 0~3.3V系でも扱える
ようになります。
📘 具体例(よくある使い方)
例:差が ±0.5V 出る場合
ADCが 0~3.3V のとき、
BIASを 1.65V(中点)に設定すると:
| 差動 | 出力 |
|---|---|
| -0.5V | 1.15V |
| 0V | 1.65V |
| +0.5V | 2.15V |
👉 すべてADC範囲内に収まります。
🧠 技術寄り説明
本基板では、
-
R3:VN側入力抵抗
-
R1:VP側入力抵抗
-
R2:帰還抵抗
-
R4:BIAS入力抵抗
構成になっています。
BIASは
非反転側へ加算される基準電圧
として動作します。
つまりこの回路は
「差動増幅器+レベルシフト回路」
として機能します。
🎯 BIASが活きる用途
✔ シャント抵抗の双方向電流測定
✔ AC信号のセンタリング
✔ 単電源オペアンプでの負方向表現
✔ ADC入力最適化
🚫 BIASを使わない場合
BIASをGNDにすれば、
純粋な差動増幅になります。
用途によって使い分け可能です。
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